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人間ドック

■ 定義

外来や、1~2日ほどの短期の入院で行う精密な健康診断。
国内の受診者は、年間で300万人に及ぶ。
1954年に、現在の国立国際医療センターと
聖路加国際病院によって始められた。
当時は「短期入院精密身体検査」と呼ばれたが、
新聞で「人間ドック」と書かれたことをきっかけに名称が変わった。
船の事故を防ぐために点検・補修をする施設が、「ドック」と呼ばれることに由来する。
健康保険が適用されない、過去の結果と比較できることなどが特徴。
1日で終わる「日帰りドック」と、2日かかる「1泊ドック」、
ほかにも3日以上のものがある。

■ 検査内容

【医師の問診、診察、血液検査】
→肥満、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症などの生活習慣病や、
予防・改善点などを調べる。
赤血球や白血球の状態を調べるなどして、
全身の健康状態を総合的に判断する。

【心電図や胸部X線撮影、血圧測定】
→高血圧、不整脈、狭心症など、心臓の疾患を調べる。

【胸部X線撮影、肺機能検査】
→肺がん、結核、肺気腫(きしゅ)などの、呼吸器疾患を調べる。

【上部消化管検査、腹部超音波検査、便検査】
→食道、胃、十二指腸、肝臓、膵(すい)臓、胆のうなどの、
がんや潰瘍(かいよう)、ポリープの有無、肝機能障害、
膵機能障害などの、消化器系の疾患を調べる。

【尿検査、超音波検査】
→腎臓や膀胱(ぼうこう)などの結石や、感染症の有無を調べる。

【視力検査、眼底撮影、眼圧測定】
→白内障、緑内障、眼底の血管変化などを調べる。

【内診、子宮頚部(けいぶ)細胞診、超音波検査】
→子宮がんや子宮筋腫(きんしゅ)などの、婦人科系の疾患を調べる。

【そのほか】
→聴力検査、肝炎ウイルス・梅毒などの、感染症、血液型の検査など。

■ 現状

肝機能、コレステロール値、肥満度が、基準値外になりやすい項目のトップである。
発見されるがんは、以前は胃がん、大腸がん、肺がんであったが、
近年は、男性では前立腺がんと、女性では乳がんが増加している。

■ 注意

食事によって検査ができなくなる項目があるため、
午前中に受診する場合は、前夜は決められた時間以降の飲食を避ける。
検査当日は、服用している薬は飲まない。
ただし、インスリン治療を受けている人、
降圧薬や抗けいれん薬の服用をしている人、
服用しないと発作や症状、
病気が悪化する人、
尿崩(にょうほう)症、慢性腎不全で尿の量が多い人、
激しい下痢を起こしている人
などは、必ず事前に医師に相談する。
薬やアルコールに対してアレルギーがある人は、事前に申告する。
妊娠中や授乳中の人は、
放射線を用いる検査を避けたほうがよいとされている。
生理中の人は、尿検査や子宮ガン検査、乳がん検査が
できない場合があるので確認する。
 



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ノロウイルス

■ 定義

食べ物の中毒や感染症、胃腸炎の原因となるウイルスの一種。
かつては、小型球形ウイルス(SRSV)と呼ばれていたもの。
生ガキや二枚貝を食べて感染することが多く、
感染者の腸内でふえて便や嘔吐物から経口感染し、
人から人へ広がっていく。
潜伏期間は1~2日で、嘔吐、下痢のほか、
腹痛、頭痛、発熱、悪寒、筋肉痛、咽頭痛などの症状が出る。
乳児から成人まで、幅広く感染する。
一般的な成人は感染しても軽くすむが、
免疫力の低下した高齢者や乳児が感染すると、死に至ることもある。
保育園や小学校、病院や老人ホームなどで
集団発生がみられることがあり、注意が必要。
冬に感染することが多いといわれるが、
近年では発生が少ないされる5月から10月にかけても感染することがあり、
年間を通して発生することから、
ノロウイルスは冬場の感染症に限定されなくなってきている。

■ 症状

突発的な激しい嘔吐や下痢に見舞われる。
症状には個人差があり、普通の風邪かと思うようなごく軽症ですむ人もいる。
子どもは嘔吐、成人では下痢が多い傾向がある。
嘔吐・下痢は1日に数回から10回以上続く場合もある。
37~38℃ほどの発熱で、一般的に高い熱になることはない。

吐き気や嘔吐、下痢、腹部の痛みなどの症状は3日前後でなくなるが、
ウイルス自体は1週間から長ければ1ヶ月も体内に残ることがあり、
やがて便から排出される。

■ 原因

感染ルートには、一次感染(経口感染)と二次感染(飛まつ感染)がある。

【一次感染(経口感染)】
ウイルスに汚染された食品を食べることによって感染する。

【伝染性胃腸炎(二次感染)】
ノロウイルスにかかっている人の嘔吐(おうと)物や、便などが手指に触れて感染する。

■ 予防と治療

カキや貝類を食べる場合は、十分に加熱調理したものを食べる。
十分にとは、85℃以上の温度で1分以上加熱することである。
発症の疑いのある人は、調理前の食品に触れたり、調理しない。
手や調理器具をしっかり洗う。また、生野菜なども流水でしっかり洗う。
ノロウイルスに対する薬は、
現在なく、吐き気などの症状を緩和する薬が処方されたり、
脱水症状を防ぐための点滴が行われる程度。
 



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ニキビ

■ 定義

さまざまな原因により引き起こされる、皮ふの炎症のこと。
子どもから大人になる10代の思春期は、
性ホルモンの変化によってできやすいことから
「青春のシンボル」などと呼ばれるが、
決してできてあたりまえのものではなく、皮ふ病の一種である。
おもに顔、胸、背中に多く見られる。
ニキビ跡や背中にできるニキビは目立たないと安心する人がいるが、
最もシミになりやすい。
思春期が過ぎてもできる炎症を、「大人ニキビ」などと呼ぶ。
思春期のニキビは年齢とともにホルモンバランスが
安定するにつれておさまってくるが、
大人ニキビはストレスや偏った食生活などの原因によって絶えず引き起こされる。

■ 進行の状況

【第1段階 白ニキビ】
皮脂の分泌がふえて細かいツブツブができて、毛穴が閉じて皮脂が白くふくれあがる。

【第2段階 黒ニキビ】
毛穴が開いてふくれあがった皮脂の先端が、
空気に触れて酸化して黒くなったもの。目立ちやすい。

【第3段階 赤ニキビ】
毛穴にたまった皮脂を栄養に、バイ菌が繁殖して赤く盛りあがった状態。
炎症を起こしているので痛みや化膿したりする。
ニキビ跡が残る可能性が高くなるのは、この状態まで移行したときで、
この前の段階で治しておくと跡は残りにくい。
また、できたニキビをつぶしたりすることもニキビ跡をつくりやすい原因になるので、
もしもつぶしてしまったときはお湯で優しく洗って清潔にしておくこと。

■ 原因

【皮脂の増加】 
思春期にニキビが多いのは、性ホルモンのバランスが急激に変化し、
男性ホルモンの活性化が大きな原因である。
男性ホルモンはもともと女性にもあり、
この男性ホルモンが活発になると、
肌にある皮脂線から作り出される皮脂の分泌量がふえる。
本来、肌の潤いを保ち、皮ふについた雑菌の繁殖を
防ぐ働きのある皮脂だが、
あまりに分泌量が多いと毛穴を詰まらせてしまい、
どんどん毛穴にたまってそれが炎症になる。
皮脂線は全身に均等にあるわけではなく、
個人差はあるが、基本的には頭、顔、胸、背中に多くあり、
ニキビができやすい場所と共通している。

【刺 激】 
思春期は、心身ともに皮ふが敏感になっているので、
髪の毛などの刺激がニキビを発生させたり悪化させたりするのに作用する。
できるだけ、顔に当たらないヘアスタイルにする。

【食生活】 
スナック菓子は、ニキビをつくりやすい糖分や
脂肪を多く含んでいるので、大量に食べるのはよくない。
また現代の日本人の肉中心の欧米化した食生活でも、
糖分や脂肪を多くとってしまう。
肌によいとされるビタミンを多くとる食生活が必要である。

【ストレス】 
精神状態も肌の状態に関係する。家庭や職場でストレスを抱えてしまうことや、
ニキビに悩むことも肌に悪影響を与えてニキビを作ってしまう。

【睡眠不足】 
睡眠不足や肌がつくられる22~02時以降の睡眠でもニキビに悪影響を及ぼす。

【生理の前】
女性の場合、生理前にホルモンバランスが崩れやすくなる。
皮脂の分泌量を調整する女性ホルモンよりも
皮脂の分泌を促す黄体ホルモンが多くなることでニキビができやすくなる。
生理のあとは黄体ホルモンの状態が落ち着くので、ニキビもおさまる。

■ 予防と治療

【よく洗うこと】
汗をかいたとき、油が顔にたまったときはそのつど、
ぬるま湯で顔を洗うようにするが、基本的には朝と夜に顔を洗う。
洗う回数が多すぎると、肌を潤すのに必要な皮脂まで洗い落としてしまいかねない。
また、顔や体を洗うときは、肌に傷をつけてしまいやすいので、
力を入れずに優しく洗う必要がある。
女性の場合、顔を洗う前の段階で化粧をきれいに落としておくことが必然といえる。

【ビタミン・亜鉛・コラーゲンをとる】 
積極的にとりたい栄養素で、肌によい働きがある。

【病院に行く】 
市販薬は、ニキビの症状の段階によっては
効果がないものや悪化させることもあり、
自分では適切な薬を選ぶことは難しい。
ニキビは皮ふ病だと思う人はなかなかいないが、
軽度のうちでも専門知識のある医療機関に行くことで、
適切な治療法を受けられる。



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ねんざ

■ 定義

無理な力が加わったことで、骨と骨をつなぐじん帯や、
関節を安定させる働きのある軟骨を損傷した状態。
衝撃やねじれ、転んだことなどによって体の各部が動ける
許容範囲を超えた場合、組織を損傷する。
引き起こしやすいのは足の関節だが、骨と骨をつなぐ場所ならどこでも起こりうる。
ぎっくり腰やむち打ち症も、ねんざの一部に含まれる場合もある。

■ 症状

1.ひねった部分が腫れる、押すと痛みがある。

2.じん帯の損傷ぐあいで重症度が異なる。

【軽度の損傷】 
じん帯が伸びているが部分的で腫れも小さく、内出血もすぐに止まる。

【一部の断裂】 
うずくような痛み、腫れや内出血が広範囲である。じん帯の損傷は大きいが、
関節が安定して
いればじん帯は完全には切れていない。

【完全な断裂】 
激しい痛みや腫れとともに、大量の内出血がある。
関節がグラグラと不安定な状態であれば
完全なじん帯の断裂である。

3.重い症状になると、内出血し、関節が不安定になる場合もある。

■ 応急処置

患部を冷やし、全身を安静にする。
包帯やテーピングなどがあれば、動かないよう固定する。

■ 注意
痛みが軽くなると、テーピングなどを自己判断ではずしてしまう場合があるが、
じん帯がゆるんでいる状態だと「ねんざぐせ」につながることもある。
適切な処置を行わなければ節が今までと同じように動かなくなる場合もあるため、
「軽い」と思っても早めに病院に行くほうがよい。



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■ 定義

頭部の毛髪が抜け落ち、地肌が見える状態になること。

■ 原因

抜け毛にはいくつもの原因があり、そのひとつか複数がかかわることがある。

●遺伝によるもの
男性ホルモンの一種、テストステロン
頭髪の育成をする酵素、5aリダクターゼと結合し、
ジヒドロテストステロンというホルモンに変質する。
このホルモンは頭髪育成を促す細胞の生成を妨げるために起こる。
生まれつき5aリダクターゼが多いと、抜け毛が多くなるといわれている。

●洗浄液によるもの
シャンプーの成分の中に天然素材系だけでなく、
石油系など合成の界面活性剤を材料としているものの中には、
頭皮への浸透性が高く、毛根周辺の細胞にダメージを与える可能性がある。

●食事などの生活習慣によるもの
過度の飲酒、睡眠不足などが重なると、髪の育成をさまたげる可能性がある。
またインスタント食品や、手軽に入手できる加工食品には、
高カロリーの動物性脂肪が含まれていることが多い。
栄養の偏りが原因となることもある。

●紫外線などの外的要因
紫外線を浴びることにより頭皮が日やけし、頭髪の水分も失われる。
また、皮脂が紫外線によって過酸化脂質に変わることが原因になるともいわれている。

●喫煙
タバコを吸うことにより、ニコチンが血液中に入る。
ほとんどが尿として排出されるが、
喫煙量が多いと血液中のニコチンの量がふえ、結果として血流が悪くなる。
喫煙による血管の収縮作用も血流を悪くするため、
抜け毛の原因になるといわれている。

●ストレス
不安や心配、潜在意識下での葛藤などが原因といわれている。

■ 予防法

生活習慣が原因の場合は、睡眠時間を十分にとり、
食生活に気をつけ、水分の摂取を心がけるようにする。
シャンプーを選ぶ際、なるべく自然素材のものにする。
洗髪するとき爪を立てないで、頭皮をやさしくマッサージするようにして洗う。



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■ 定義

脳の一部の機能が低下し、
局地的もしくは全体的な脳機能障害が起きている状況。
老年期のうつ病によくみられる仮性認知症などと、酷似しているが、
一般的に認知症とは異なるとされているものもある。

■ 症状

日常生活のなかで「物をどこに置いたか思い出せない」、
「何を買うのか忘れてしまった」、
「人の名前が出てこない」など、
時間がたてば思い出すこともあれば、思い出さないこともある。
アルツハイマー型認知症と、脳血管性認知症がもっとも多い。

【アルツハイマー型認知症】
アルツハイマー病と老年性認知症をまとめていういい方。
物忘れから始まり、日付や人名、場所がわからなくなる。
初期は表面上愛想もよく礼節も保たれているが、
末期になるにつれ人格がくずれ、
他人への配慮や自分自身のことにかまわなくなる。
原因は不明ではあるが、
大脳皮質の全般的萎縮(いしゅく)や海馬の萎縮をともなうことがよくある。

【脳血管性認知症】
初期には、脳虚血があることも多くみられる。
症状としては、夜間に急に妄想的なことを言ったり
意識状態が悪くなったりする(夜間せん妄という)。
感情の起伏も激しくなり、急に泣いたり怒ったりすることもある。

■ 予防

引きこもらずに、いろいろな状況で脳の広範囲を使うようにする。
体の管理に気を使い、生活習慣病に気をつける。
サプリメント、漢方などをうまく使い、
ビタミンC、Eやイチョウ葉エキスなどをとり入れる。

■ 注意

心臓病は血栓を生成しやすく、脳に影響して、
突発的に認知症へ進む恐れがある。
 



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■ 症状

夏の暑さによる食欲の減退や、体調をくずしてしまう症状の総称。
倦怠感や疲労をはじめ、眠れない、
下痢、便秘、頭痛、発熱、めまい、腰痛、肩こり、
手足の冷え・しびれ、思考力低下などさまざまな症状がある。
暑気あたり、暑さ負け、夏負けとも呼ばれる。

■ 原因

温度差などに適応できずに起こる、自律神経の乱れが体全体に影響を及ぼす。
暑くなると、体は体温を保とうとする。
汗や血管を広げるなど、暑さに対応するのが自律神経の働き。
空調設備が普及した現代では、気温と湿度の変化が激しいため
自律神経のバランスが崩れやすい。
ストレスや過労、休養・睡眠不足、冷房による冷え、
筋肉疲労、精神的な不安なども誘因となる。
「夏バテ」という名称から夏のみの病気であると思われがちだが、
気候の変化が激しい梅雨や初夏にも起こりやすい。
血圧の異常、心臓病、腎臓病、糖尿病、うつ病がかくれていることもある。

■ 予防

充分な睡眠や栄養補給を行い、体を休めること。
冷房による室温と外気温の差は5℃以内が望ましい。
ひざ掛けやカーディガンなど、冷えやすい女性はとくに体温の調節の工夫を。
ビタミンやタンパク質の不足が夏バテを招くため、
食べ物では豚肉や大豆、魚、野菜などを中心としたバランスのよい食事を。
抗酸化物質のカロテン、ビタミンC・Eを豊富に含む
カボチャやホウレンソウはとくにおすすめ。
抗酸化物質は、細胞を傷つける活性酸素から
正常な細胞をまもり、免疫系を強化する。
食欲がない場合は香辛料で工夫を。
ショウガ、サンショウ、胡麻、ウイキョウなどは食欲も促し、
消化・吸収を助ける効果も。
水分補給も重要。
夏場は1日2~3リッターの汗をかくので、意識的に水分をとる。
ただし、冷たい飲みものは胃腸を冷やし、
消化不良になりやすいので控えめに。
カフェインには、体からビタミンやミネラルを排出する働きもあるので、とりすぎには注意したい。
充分に休養や睡眠をとっても改善しないときは、無理をせず医師の診察を。



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■ 定義

直射日光を頭部に長い時間、浴びたことにより引き起こされる脱水状態。
体内をめぐる血液の量が少なくなるので、
心臓へ戻ってきても空打ちになるために、血圧が下がりすぎてしまうこと。
直射日光によって引き起こるところが、
熱中症との大きな違いだが、
その他のメカニズムはほぼ同じため、
最近では「熱中症」として統一されつつある。

■ 症状

顔が紅潮する。
また、全身の皮ふが熱くなることにより、乾燥して汗が出なくなる。
息が荒くなり、全身倦怠、めまい、頭痛、吐き気などが起こる。
ときに体温は40℃を越え、症状が重くなると意識を失うだけでなく、
肝臓や脳、心臓などの臓器も影響を受け、意識障害などを起こす場合もある。
意識が朦朧とし始めてから、きわめて短時間で体温が急上昇することがある。

■ 原因

炎天下に、スポーツや激しい労働の際に、
汗がたくさん出て、ミネラルバランスが崩れ、体内の水分が不足すること。
血が濃くなり少なくなる。

■ 予防

ノドの乾きを覚える頃には、すでに体内ではかなりの量の水分が
失われているので、乾きを覚える前に、こまめに水分を摂る。
体の外に流れ出たミネラルを速やかに補うので、
0.1%の食塩水や、スポーツドリンクなどを飲む。
カフェインを含むお茶などは、利尿作用があるので避ける。



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■ 定義

屋外で作業や運動中に、
体をとりまく外気や内側から発せられる「暑さ」を、
体の外に逃がすことができず、熱が体内にこもること。
さまざまな不調が起こり、「暑気あたり」ともいう。
高温多湿の、むし暑い環境で起こるものに限らず、
冬などの、寒いとされる環境でも、
通気の悪い防寒具を着て激しい運動などをして、
脱水症状や、体の筋肉が発した大量の熱をこもらせてしまうと発生しうる。

■ 症状

筋肉痛や脱力、軽い痛みをともなった痙攣のほか、
脈拍が速まり、呼吸回数が増え、数秒間、失神する場合もある。
症状が重くなるにつれ、めまい、疲労感、虚脱感、嘔吐、頭痛、失神など、不調が強くなる。

また、さらに体温が上がり続けると、
肝臓や脳、心臓などの臓器も影響を受け、
意識の混濁や、意識を失って危険が生じる場合も。
軽い症状から重い症状へと徐々に進行することもあるが、
きわめて短時間で急速に重症となることもある。

■ 原因

水分を十分に摂らないと、ミネラルのバランスが崩れ、体内の水分が不足し、原因となる。

■ 予防
夏場に限らず、こまめに水分補給をする。

■ 注意
体の熱を冷まそうと水風呂などに入れると、
筋肉が震えてかえって熱を作り出してしまうので逆効果。
風通しのよい場所に横たわり、水分を少しずつ飲むなどの対処にとどめる。



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■ 症状
 脳に栄養と酸素を送っている動脈が、脳動脈。
脳動脈に、コレステロールや中性脂肪などがたまり、
詰まったり破れたりして、栄養や酸素が届かなくなって発症する。
脳動脈が破れるのが脳出血。
脳動脈がつまるのが、脳梗塞。
自覚症状も前触れもなく突然発症する。
突然倒れて、意識不明になくなる、言葉がでない、
一時的に手足がマヒするなど、認知症を患ったり場合によっては死に至る。
■ 原因
飲酒、喫煙、ストレス、肥満、運動不足、高血圧、糖尿病などが発症のリスクを高める。
 
■ 予防
過労や睡眠不足、喫煙、飲酒などの生活習慣を改めたうえで、
バランスのとれた食事、血液の流れをよくする食べ物をとる。
ビタミンE、カロテンは、抗酸化作用があり、 
活性酸素を除去して血管をはじめ体内の老化を防ぐのを助ける。
ビタミンEは、玄米、胚芽米、豆類、緑黄色野菜、
カロテンは ニンジン、カボチャなどに含まれる。
 



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