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ざくろ

■ 産地と属性

ペルシャ原産で、古代から栽培されているザクロ科の植物。
漢字では「石榴」、「柘榴」などと書く。
現在では、中国やアメリカ南東部の各州、カリフォルニア州、
インド一帯などで大量に栽培されている。
ザクロには多くの品種があり、
花を観賞するハナザクロや果実を結ぶミザクロなどがある。
ミザクロの果実は直径6cmほどの球形で、
6つの萼(がく)の跡が突き出ており、完熟すると自然に裂ける。
内部には、甘酸っぱい汁を多く含んだ果肉に包まれた
淡紅色の種子がぎっしり詰まっている。
果汁と砂糖で作った、赤色のグレナデン・シロップが有名である。

■ 栄養成分の働き

果汁には女性ホルモン物質のエストロゲンに
よく似た物質が含まれるとされ、血流の改善効果、美容効果や
抗がん作用効果もあるといわれているが、
その有効性は必ずしも確認されていない。

■ 栄養成分

カリウム、ビタミンC、リン、アルカロイド、イソペレチエリン、
タンニン、ビタミンB1、B2、クエン酸、ナイアシン、ナトリウムなど。

■ 注意点

皮は、嘔吐(おうと)や悪心(おしん)、めまい、
下痢などの副作用を起こすともいわれているので、
過剰摂取は避ける。

■ ポイント

生食として利用するほかにも、
グレナデン・シロップや果実酒、清涼飲料などに加工される。



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ささげ

■ 産地と属性

マメ科の一年草。
漢字では「大角豆」「細々牙」と書く。
つる性の種類と、つるなしの種類とがある。
アフリカのエチオピア原産。
おもにヨーロッパ、アジア、アフリカおよび
これらの周辺の温暖な地方で栽培される。
インドから中東にかけても栽培されている。
旬は7月~9月頃。
ベトナムでは、デザートの材料としても利用されている。
米国南部や西インド諸島には、西アフリカから奴隷によってもたらされ、
現在でも「ソウルフード」などと呼ばれる、
おもにアフリカ系の人々の伝統料理に用いられる。
穀物用種は、さやが10~30cmで固く、豆は1cm程度の腎臓形で
、白・黒・赤褐色・紫色など、さまざまな色の斑紋をもつ。
つる性種は草丈が2mから4mになるのに対し、
つるなし種の草丈は30cmから40cm。寒さには弱いが、暑さには非常に強い。

■ 栄養成分の働き

ビタミンB複合体に富み、ささげ入りの「赤飯」や、
かぼすや根菜などと炊く「いとこ煮」は炭水化物や
アミノ酸の代謝を促進し、エネルギーを生み出しやすくする。
腎臓や、胃腸、膀胱の働きをよくし、体力をつける。
また、頻尿を治す効果がある。

栄養成分

炭水化物、たんぱく質、ビタミンB1・B2など。

■ 注意点

ささげには大粒種と小粒種があるが、通常、ささげといわれるものは小粒種。
関東地方ではあずきに代わって赤飯に用いられる。
これは、あずきは煮たときに皮が破れやすいため、
「腹切れ」→「切腹」という連想から武家社会で嫌われ、
煮ても皮が破れないささげを用いるようになったといわれている。

■ ポイント

おひたし、油炒め、煮物と用途が広い。
 インゲンに比べるとサヤが固くて味も少々えぐいので、
少し濃いめの味つけがよい。
 



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核酸

■定義

体内において、細胞の分裂・再生・成長に関与する成分。
肝臓で生育され、生命を維持するために必要不可欠とされる。
遺伝子を構成しているDNA(デオキシリボ核酸)と、
体内のたんぱく質を合成するRNA(リボ核酸)から構成される。
遺伝子や核酸の情報を病気の診断や治療に活用する試みは、
「次世代医療」として注目を集めている。

■栄養成分の働き

新陳代謝を活発にする。
発がん性物質や、人体に有害な物質によって傷ついた遺伝子を修復する。
内臓や脳の働きを活発にし、老化や認知症を防ぐ。
小腸での炭水化物の糖質吸収を抑制し、肥満や生活習慣病を予防する。
免疫機能を向上させる。
美肌に有効。
アレルギー性の炎症を抑制する。

■注意

加齢とともに、体内での生成が減少する。
不足すると、新陳代謝の滞りや老化の進行を加速する。

■核酸を含む食品

とくに、酵母やサケ、フグの白子に多く含まれる。ほかには魚介類、豆類、のりなど

■1日の摂取量の目安

成人の場合、2~2.5gが目安であるといわれる。
『食べ物栄養事典』(主婦の友社)より



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筋力トレーニング

■ 定義

筋肉には、筋肉の力を瞬間的に出力する筋力と、
長時間の筋肉運動を持続する筋持久力がある。
筋力トレーニングは、この筋力や筋持久力の向上、
筋肥大化を目的とした運動。
多くはトレーニング用の器具を使って行う。
負荷をかけることで筋肉を適度に傷つけ、痛んだ筋肉を休ませて、
運動以前に増して回復させることが筋力トレーニングの原理。
筋肉は傷つき、休むことで回復して強くなるのである。
このことを「超回復」といい、筋力トレーニング後に
24~48時間ほど休ませることによって、筋肉量は増加する。

■ 二つの筋肉の働き

筋肉は筋繊維の糸の集まりで、筋繊維が伸縮することによって筋肉は働き、
その特性により、大きく分けて二つの種類がある。

【速筋】
素早く収縮し、瞬発力に優れる。

【遅筋】
収縮速度が遅く、持久力に優れる。

二つの筋肉の割合は、人によって生まれつき決まっており、変化することはない。
速筋と遅筋に合わせたトレーニングにより、それぞれを向上させることができる。

■ 基礎代謝

基礎代謝というのは「生命活動を行うのに必要な、
最低限のカロリーを消費すること」で、寝ているだけでも発動される。
摂取カロリーがこのカロリーを下回ってしまうことは危険である。
同じ身長や体重の人でも筋肉量の差異によって、
同じように生活していても消費されるカロリーは違う。
筋肉によるカロリーの消費量は、筋肉が大きくなるにつれてふえる。
したがって筋肉を鍛えることで筋力が向上するだけでなく、
基礎代謝が高まるので太りにくい体になる。
基礎代謝が上がると、食事で摂取しなければいけない
カロリーがふえるということなので、食事制限をしなくてすむことにもつながる。

■ トレーニング

筋肉は、過度に傷ついた筋繊維が回復することで
量と力のレベルが上がるため、傷がつかないような軽く流すような
トレーニングでは意味がない。
たとえば、重いバーベルを持ち上げるトレーニングなら、
もうこれ以上持ち上げられないと自分が感じた回数を
超えて持ち上げてからが、トレーニングの効果をもたらす。
速筋を鍛えるには、無酸素運動で、
負荷を多くして少ない回数の筋力トレーニングをする。
遅筋を鍛えるには、有酸素運動で、
負荷を少なくして多くの回数を繰り返すトレーニングをする。



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エリンギ

■ 産地と属性

ヒラタケ科ヒラタケ属のきのこ類。
国産名では「アワビタケ」とも呼ばれている。
原産地はイタリアで、西アジアや北アフリカに自生している。
きのこ類のなかでも、カリウムの含有量がとくに多い。
自生していない日本では、1990年代から人工栽培が始まり、
栽培技術の普及により全国で栽培されているので、
新鮮なものを一年じゅう食べることができる。
しゃきしゃきとした食感と淡白な味わいが人気で、
いろいろな料理に利用される。

■ 栄養成分の働き

キノコ類のなかでもカリウムを多く含み、
体内の余分なナトリウムの排泄を促進させ、
血圧を下げ、高血圧の予防に効果がある。
食物繊維が豊富で、整腸作用や便秘解消に役立つ。
また、腸内の脂肪やコレステロールを吸着して、
肝臓での脂肪の沈着を抑制するため、肝障害の予防にも効果がある。
ナイアシンは、糖質、脂質、たんぱく質の分解や代謝に働きかけるほか、
アルコールを分解する働きもあり、二日酔いの予防に有効。
また、皮ふや粘膜を健康に保ち、血行の改善にも役立つビタミンである。
β(ベータ)-グルカンは、がんを抑制する働きをもつ。
ビタミンB2、B6には、皮ふや粘膜の健康の維持を助ける働きがある。

■ 栄養成分

カリウム、リン、葉酸、食物繊維、マグネシウム、
ナイアシン、ビタミンD、ビタミンB2、B6など

■ 注意点

比較的日もちするが、湿気に弱いため、
ポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存する。
冷凍保存の場合は、解凍時に水分が失われ、
特有の歯ごたえがなくなってしまうので、避けたほうがよい。

■ ポイント

低カロリーかつ食物繊維を豊富に含んでいるので、
摂取する際に肉などと組み合わせれば、
食物繊維が動物性食品に含まれる脂肪の排出を助ける。
選ぶときは、カサが薄い茶色で開きすぎず、軸は白いものほどよい。



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食品添加物(調味料)

■定義

食品にうまみをつけて、味を調えるために使用する添加物。
食品の味には、酸味、苦味、甘味、辛味、塩味、うまみがあり、
それらを合わせた全体のバランスでおいしさが決まる。
塩やしょうゆ、みそなども調味料の一種だが、
これらは食品として取り扱われている。
調味料を食品に添加することで、それぞれの味を調和し、
コクやまろやかさといった味に広がりを与える。
調味料はすべて食品に含まれている成分で、
アミノ酸系、核酸系、有機酸、無機塩の4タイプがあり、
2タイプ以上を併用して使った場合は、「調味料(アミノ酸等)」と一括表示される。

■用途

食品にうまみ、香り、コクやまろやかさをつけたり、
保存性を高めるために使用する。

■種類

4種類に分けられる。

【アミノ酸】
コンブだしのうまみ成分である、L‐グルタミン酸などがある。
L-グルタミン酸は、卓上調味料「味の素」の主要成分。

【核酸】
かつお節のうまみ成分をもつ、5’‐イノシン酸二ナトリウムなど。
核酸系の調味料は、うまみが増すことから、
L-グルタミン酸などと併用して使うことが多い。

【有機酸】
ハマグリやシジミなど、貝類のうまみ成分であるコハク酸など。

【無機塩】
塩化カリウムなど。食塩の成分の一つである塩化ナトリウムの
一部を置き換えたもので、食塩の代わりに用いられる。

■ADI(1日の摂取許容量)

ヒトが、ある食品添加物を生涯にわたり毎日摂取しても、健康に影響がないとされる
「1日あたりの量を体重1kgあたりで示した数値(mg/kg体重/日)」のこと。

【L‐グルタミン酸】
きわめて毒性が低いため、特定しない。
【5’‐イノシン酸二ナトリウム】
きわめて毒性が低いため、特定しない。
【塩化カリウム】
きわめて毒性が低いため、制限しない。

[食品添加物の、国連食糧農業機関(FAO)、
世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)による安全性評価より]

【コハク酸】
データはないが、厚生労働大臣が安全性と有効性を確認して指定した
「指定添加物」として扱われている。
また、アメリカでは、GRAS物質(一般に安全と認められている物質)とされている。
 
 
食品添加物(調味料)
■定義
食品にうまみをつけて、味を調えるために使用する添加物。
食品の味には、酸味、苦味、甘味、辛味、塩味、うまみがあり、それらを合わせた全体のバランスでおいしさが決まる。
塩やしょうゆ、みそなども調味料の一種だが、これらは食品として取り扱われている。
調味料を食品に添加することで、それぞれの味を調和し、コクやまろやかさといった味に広がりを与える。
調味料はすべて食品に含まれている成分で、アミノ酸系、核酸系、有機酸、無機塩の4タイプがあり、2タイプ以上を併用して使った場合は、「調味料(アミノ酸等)」と一括表示される。

■用途
食品にうまみ、香り、コクやまろやかさをつけたり、保存性を高めるために使用する。

■種類
4種類に分けられる。
【アミノ酸】
コンブだしのうまみ成分である、L‐グルタミン酸などがある。L-グルタミン酸は、卓上調味料「味の素」の主要成分。
【核酸】
かつお節のうまみ成分をもつ、5’‐イノシン酸二ナトリウムなど。
核酸系の調味料は、うまみが増すことから、L-グルタミン酸などと併用して使うことが多い。
【有機酸】
ハマグリやシジミなど、貝類のうまみ成分であるコハク酸など。
【無機塩】
塩化カリウムなど。食塩の成分の一つである塩化ナトリウムの一部を置き換えたもので、食塩の代わりに用いられる。

■ADI(1日の摂取許容量)
ヒトが、ある食品添加物を生涯にわたり毎日摂取しても、健康に影響がないとされる
「1日あたりの量を体重1kgあたりで示した数値(mg/kg体重/日)」のこと。

【L‐グルタミン酸】きわめて毒性が低いため、特定しない。
【5’‐イノシン酸二ナトリウム】きわめて毒性が低いため、特定しない。
【塩化カリウム】きわめて毒性が低いため、制限しない。
[食品添加物の、国連食糧農業機関(FAO)、世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)による安全性評価より]

【コハク酸】データはないが、厚生労働大臣が安全性と有効性を確認して指定した「指定添加物」として扱われている。また、アメリカでは、GRAS物質(一般に安全と認められている物質)とされている。
 

食品添加物(調味料)
■定義
食品にうまみをつけて、味を調えるために使用する添加物。
食品の味には、酸味、苦味、甘味、辛味、塩味、うまみがあり、それらを合わせた全体のバランスでおいしさが決まる。
塩やしょうゆ、みそなども調味料の一種だが、これらは食品として取り扱われている。
調味料を食品に添加することで、それぞれの味を調和し、コクやまろやかさといった味に広がりを与える。
調味料はすべて食品に含まれている成分で、アミノ酸系、核酸系、有機酸、無機塩の4タイプがあり、2タイプ以上を併用して使った場合は、「調味料(アミノ酸等)」と一括表示される。

■用途
食品にうまみ、香り、コクやまろやかさをつけたり、保存性を高めるために使用する。

■種類
4種類に分けられる。
【アミノ酸】
コンブだしのうまみ成分である、L‐グルタミン酸などがある。L-グルタミン酸は、卓上調味料「味の素」の主要成分。
【核酸】
かつお節のうまみ成分をもつ、5’‐イノシン酸二ナトリウムなど。
核酸系の調味料は、うまみが増すことから、L-グルタミン酸などと併用して使うことが多い。
【有機酸】
ハマグリやシジミなど、貝類のうまみ成分であるコハク酸など。
【無機塩】
塩化カリウムなど。食塩の成分の一つである塩化ナトリウムの一部を置き換えたもので、食塩の代わりに用いられる。

■ADI(1日の摂取許容量)
ヒトが、ある食品添加物を生涯にわたり毎日摂取しても、健康に影響がないとされる
「1日あたりの量を体重1kgあたりで示した数値(mg/kg体重/日)」のこと。

【L‐グルタミン酸】きわめて毒性が低いため、特定しない。
【5’‐イノシン酸二ナトリウム】きわめて毒性が低いため、特定しない。
【塩化カリウム】きわめて毒性が低いため、制限しない。
[食品添加物の、国連食糧農業機関(FAO)、世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)による安全性評価より]

【コハク酸】データはないが、厚生労働大臣が安全性と有効性を確認して指定した「指定添加物」として扱われている。また、アメリカでは、GRAS物質(一般に安全と認められている物質)とされている。
 
 



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人間ドック

■ 定義

外来や、1~2日ほどの短期の入院で行う精密な健康診断。
国内の受診者は、年間で300万人に及ぶ。
1954年に、現在の国立国際医療センターと
聖路加国際病院によって始められた。
当時は「短期入院精密身体検査」と呼ばれたが、
新聞で「人間ドック」と書かれたことをきっかけに名称が変わった。
船の事故を防ぐために点検・補修をする施設が、「ドック」と呼ばれることに由来する。
健康保険が適用されない、過去の結果と比較できることなどが特徴。
1日で終わる「日帰りドック」と、2日かかる「1泊ドック」、
ほかにも3日以上のものがある。

■ 検査内容

【医師の問診、診察、血液検査】
→肥満、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症などの生活習慣病や、
予防・改善点などを調べる。
赤血球や白血球の状態を調べるなどして、
全身の健康状態を総合的に判断する。

【心電図や胸部X線撮影、血圧測定】
→高血圧、不整脈、狭心症など、心臓の疾患を調べる。

【胸部X線撮影、肺機能検査】
→肺がん、結核、肺気腫(きしゅ)などの、呼吸器疾患を調べる。

【上部消化管検査、腹部超音波検査、便検査】
→食道、胃、十二指腸、肝臓、膵(すい)臓、胆のうなどの、
がんや潰瘍(かいよう)、ポリープの有無、肝機能障害、
膵機能障害などの、消化器系の疾患を調べる。

【尿検査、超音波検査】
→腎臓や膀胱(ぼうこう)などの結石や、感染症の有無を調べる。

【視力検査、眼底撮影、眼圧測定】
→白内障、緑内障、眼底の血管変化などを調べる。

【内診、子宮頚部(けいぶ)細胞診、超音波検査】
→子宮がんや子宮筋腫(きんしゅ)などの、婦人科系の疾患を調べる。

【そのほか】
→聴力検査、肝炎ウイルス・梅毒などの、感染症、血液型の検査など。

■ 現状

肝機能、コレステロール値、肥満度が、基準値外になりやすい項目のトップである。
発見されるがんは、以前は胃がん、大腸がん、肺がんであったが、
近年は、男性では前立腺がんと、女性では乳がんが増加している。

■ 注意

食事によって検査ができなくなる項目があるため、
午前中に受診する場合は、前夜は決められた時間以降の飲食を避ける。
検査当日は、服用している薬は飲まない。
ただし、インスリン治療を受けている人、
降圧薬や抗けいれん薬の服用をしている人、
服用しないと発作や症状、
病気が悪化する人、
尿崩(にょうほう)症、慢性腎不全で尿の量が多い人、
激しい下痢を起こしている人
などは、必ず事前に医師に相談する。
薬やアルコールに対してアレルギーがある人は、事前に申告する。
妊娠中や授乳中の人は、
放射線を用いる検査を避けたほうがよいとされている。
生理中の人は、尿検査や子宮ガン検査、乳がん検査が
できない場合があるので確認する。
 



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ソラマメ

■ 産地と属性

マメ科の一年草、または越年草。
漢字では、さやが空に向かってつくことから
「空豆」と書くことが多いが、
蚕(カイコ)が作るまゆの形に似ているため、「蚕豆」と書くことも。
花期は春で、直径3㎝ほどの紫色の花を咲かせる。
実を結ぶのは初夏で、旬は6月ごろ。
長さ10㎝ほどのサヤの中には、3、4個の種(マメ)が含まれる。
原産地は中央アジアから地中海沿岸、アフリカ北部。
エジプトでは、約4000年前から栽培されている。
日本には10世紀ごろ伝わったとされ、
おもな産地は鹿児島県、千葉県、茨城県、宮城県。
現在は、7割が中国で生産されている。
食べ方は塩ゆでや、さやごと焼いて中のマメを食べる。
煮物、炒め物、スープなどにも使われる。

■ 栄養成分の働き

ビタミンB群が豊富に含まれる。
ビタミンB₁は乳酸などの疲労物質を体から排出し、
疲労をやわらげる。
B₂は、動脈硬化の予防や、血管の若さを保つのに役立つほか、
レシチンとともに血中のコレステロールの酸化を防ぐ。
カリウムは、体内の余分な水分を排出する作用によって
血圧を下げて高血圧を予防するほか、
食物繊維との相乗効果で腎炎によるむくみを解消する。
漢方的では、むくみには3年以上乾燥させたものを
煎じて飲むとよいといわれている。

■ 栄養成分

ビタミンB1・B2、カリウム、レシチン、食物繊維など。

■ 注意点

おいしい時期が短いので、早めに食べる。
乾燥に弱いので、使うまではさやの中に入れたまま保存する。
しなびないよう、調理するときは、加熱しすぎない。

■ ポイント

さやの色が濃く、つやがあるものを選ぶとよい。
 



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食品添加物(甘味料)

■定義

食品に甘味をつけるために使用する添加物。
砂糖(ショ糖)の代替の目的として使用される。
砂糖の数倍から数百倍強い甘味度(甘さの強さ)をもつ
高甘味度甘味料と、
砂糖と同じかそれよりも弱い
低甘味度甘味料に分けられる。
高カロリーで体内への吸収が早い砂糖と比べて、
人工甘味料はカロリーが低く体内に吸収されにくい利点があるとされる。
近年では健康とダイエットへの関心の広がりから、
人工甘味料へのニーズが高まっている。

■用途

砂糖が血糖値を上げたり、虫歯の原因になる、
太るなどの理由で敬遠されがちになり、その代わりに甘味料を使用する。
使用した食品には、
「ノンシュガー」「カロリーオフ」「ダイエット甘味料」などと強くアピールできる。」

■おもな種類

【アセスルファムカリウム】
酢酸由来のジケテンを原料として製造される。
水に溶けやすく、砂糖の約200倍の甘味度があり、
生体内で利用されないため、ノンカロリー甘味料として用いられる。
相乗効果で甘味が増すので、ほかの甘味料と一緒に使われることもある。

【キシリトール】
樹液から作られる天然の甘味料で、糖アルコールの一種。
砂糖と同じくらいの甘味度。
虫歯を予防する働きがあることから、ガムなどに使用される。

【サッカリン、サッカリンナトリウム】
トルエン、または無水フタル酸を原料として製造される。
砂糖の500倍という、きわめて強い甘味度があり、
サッカリンナトリウムは、水に溶けにくいサッカリンを水に溶けやすくしたもの。
サッカリンの使用はガムに限られているが、
サッカリンナトリウムは多くの食品に使用が認められている。
甘味が後味として長く残る特徴がある。
一時は発がん性が疑われたが、
現在は安全性が確認され、アメリカや中国では大量に使用されている。

【カンゾウ抽出物】
マメ科の多年草の根や根茎から製造される。
主成分はグリチルリチンで、
砂糖の約200倍の甘味度があり、コクづけなどの効果がある。

【ステビア抽出物】
キク科ステビアの葉から抽出されて製造され、
砂糖の約250~350倍の甘味度がある。
カンゾウ抽出物と併用することで、甘味が増すため、
ほかの甘味料と一緒に使用されることが多い。

■使われる食品

清涼飲料水、アルコール飲料、ダイエット食品、お菓子、漬け物など。
また、虫歯を予防する働きがあるとして、
キシリトールなどが歯磨き粉やガムに使用されている。

■ADI(1日の摂取許容量)

ヒトが、ある食品添加物を生涯にわたり毎日摂取しても、健康に影響がないとされる
「1日あたりの量を体重1kgあたりで示した数値(mg/kg体重/日)」のこと。

【アセスルファムカリウム】 15mg/kg/日
【キシリトール】 きわめて毒性が低いため、特定しない。
【サッカリン、サッカリンナトリウム】 5mg/kg/日
【ステビア抽出物】
2008年に行われた第69回JECFA会議において、4mg/kg/日が設定された。

[食品添加物の、国連食糧農業機関(FAO)、
世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)による安全性評価より]

【カンゾウ抽出物】
データはないが、長年食品添加物として使用されてきた実績があるものとして、厚生労働大臣が認めた「既存添加物」にとして引き続き使用が認められている。
また、アメリカではGRAS物質(一般に安全と認められている物質)とされている。
 



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半身浴

■ 定義

肩までつかる入浴のしかたを全身浴といい、
胸部(へそ付近)から下だけを38℃~40℃くらいの
湯を張った湯船につける入浴法を半身浴という。
より水圧がかかる全身浴と比べて心臓にかかる負担が少なく、
長時間の入浴が可能。
健康なら妊婦や高齢者も、安心して入ることができる。
また、体が十分に温まるため、湯冷めの心配もない。
つかっていると最初は上半身が寒く感じるが、
だんだん体の芯から温まってきて、汗が吹き出していくようになる。
体を温めることで冷え性の改善や、
汗と一緒に体にたまった老廃物を外に出すのでダイエット効果も期待できる。
冬季などに体が少し冷えると感じた際は、タオルを肩にかける。
この際、タオルがぬれていると体を冷やすので乾いたものを用いる。
上半身がぬれた状態も、同様に逆効果となる。

■ 効果

●血行促進による冷え性の改善
冷え性は、自律神経のバランスが乱れ、血液の循環が悪くなった症状。
半身浴によって、滞っている血行が促進され、症状が改善される。

●疲労回復
人間には血管を広げたり縮めたりする自律神経が働いているが、
それを大きく分けると交感神経と副交感神経になる。
交感神経が働いているとき、体は緊張や活発な状態にあり、
副交感神経が働いているときは、リラックスしている状態にある。
ぬるま湯にすることによって、副交感神経が働き心身ともにリラックス状態になる。
体を芯からゆっくり温めることで、汗がたくさん出されるので
体の老廃物も排出され、血行促進によって新陳代謝が高まる。
読書や音楽を聴いたりしてくつろいだり、
ハーブのエッセンシャルオイル(精油)などを入れるとより
リラックス効果を高め、疲労を速く回復させることができる。

●美肌効果
たくさん汗をかくことで毛穴が開き、
体の中の老廃物や毛穴の汚れを排出することができるため、
美容にも効果がある。

■ 注意しなければいけないこと
○汗をかくので十分な水分補給が必要
入浴の前後だけでなく、半身浴を行っている最中に水分をとることも大切。
○お湯の温度を上げすぎない
40℃以上のお湯に長時間つかると、心臓に負担がかかる。
逆に下げすぎると体を冷やす。
○体調が悪いときや、食後すぐの半身浴は避ける
風邪や生理中は避ける。
また、食後すぐに半身浴を行うと、全身の血行がよくなるため
胃腸に集まる血液が不足するので消化不良を起こしやすい。
食後30分ほどは半身浴を避ける。
○飲酒後は、血圧が低下しやすいので避ける
アルコールの作用によって血管が拡張しているうえに、
さらに血管が広がるために、急激に血圧が下がって危険。
 



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