キンメダイ
カテゴリー: か行, 食の素材用語集, 博士のオリジナル用語集 | 2010.9.9 | コメント (0)
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キンメダイ
■ 産地と属性
キンメダイ目キンメダイ科に属する深海魚。
漢字表記は「金目鯛」。
目が大きく、瞳孔(どうこう)が金色をしているところからこの名がついた。
旬は冬だが、四季を通じてよく脂がのっている。
そのため、煮物にするととくに美味であるほか、
白身なため、あらゆる料理に利用できる。
近海では、北海道釧路沖以南の太平洋岸にみられる。
また、北太平洋を含む太平洋、インド洋、大西洋、地中海など、
全世界の水深100~800mの深海に棲息する。
東京に入荷するキンメダイの多くは、
四国高知県、静岡県、神奈川県、千葉県銚子などに水揚げされたものが多い。
また、市場でよく見かける冷凍輸入もののキンメダイは、
チリ、アメリカ、モーリシャスなど、多くの国から輸入されている。
開きなどで安いものは、間違いなく冷凍輸入ものを材料にしている。
■ 栄養成分の働き
皮ふ、骨、筋肉、毛髪、血液などの、
体をつくるために必要な栄養素を多く含んでいる。
また、血中のコレステロール値を低下させる働きがある。
■ 栄養成分
コラーゲン、たんぱく質、ドコサヘキサエン酸(DHA)や
エイコサペンタエン酸(EPA)など。
■ 注意点
旬が冬季であるため、荒天の影響を受けて漁の安定性が確保できないこと、
扱う漁師の減少などの影響で漁獲高も年々減少し、
価格の高騰と流通量の減少が続いている。
選び方としては、金色に輝く透き通った目をしていれば新鮮な証拠。
また、魚体が鮮やかな紅色であればなおよい。
体色が白っぽくなったり、目が白濁したものは好ましくない。
切り身は皮目の色艶(つや)がよく、
淡いピンク色の身に透明感のあるものを選ぶとよい。
■ ポイント
身は軟らかく小骨が少ないため、老人や子どもにも食べやすい。
刺身、煮魚、干物、みそ漬け、粕漬け、酒蒸し、鍋物、
ブイヤベース、ムニエルなど、幅広い調理方法で利用できる。
また、大きめの魚の切り身(肉厚で幅も広い)を購入したときは、
加熱する前に下ごしらえで塩をまぶし、
30分ほどおいて洗って使うか、そのまま、または塩をふってから湯通し、
冷水で洗ってから料理すると、身もしまって臭味も抜け、おいしく仕上がる。
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