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JR福知山線の脱線事故では、消防隊が本格的な救助を始める前から、近隣の町工場や中小企業の従業員らが活躍したそうです。
レスキュー隊が到着する前から、梯子や機器を現場に運び込み、つぶれた車体から、救出作業をした方々は、現場に近い約200名が勤務するメーカーの方々でした。作業に当たる流れは以下のような流れだったそうです。
電車事故を一番初めに目撃した社員が、工場管理部門へ知らせ、社長の耳に。社長はすぐに、操業をストップさせ、一度、食堂に皆を集めて、指示系統を確認した上で、作業をはじめさせたのでした。
指示命令連絡の流れがしっかりしていたからでしょう。現場で、すぐさま、ガソリンや油の流出が確認され、火気厳禁の指令、および、不測の事態に備えて工場内の消火器類をすべて集結させる指令が徹底できたのです。おそらく、レスキュー隊が到着した後の作業の引継ぎもスムーズであったに違いありません。
日頃の危機管理体制がしっかりしていた結果と思います。見習うところが多くあります。
そのほか、打ち身や傷の応急処置用にと、タオルや氷や水を懸命に運んだ方々、トラックを出して、けが人を病院まで運んだ方々・・・。多くの方々の手によって、命が助かった方々は少なくは無いと思います。
事故の原因究明や、JR西日本の管理体制が注目され、多くの報道があるのは当然ですが、一方で、
決して注目されていないが、大きな力を発揮した方々にも、もっともっと目を向けるべきと思うのです。
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