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顧問弁護士のA先生は、笑顔が素敵な先生で、僕と同じ年齢です。
仕事では厳しいので、相談事などの時にはいつも、厳しい指導を頂いています。
ヒトが見たらコテンパンに叱られているとしか見れないでしょう。
そのA先生と今日は夕食を共にしながら打ち合わせ兼少々早い忘年会をしました。
食事処は、A先生のご希望もあり、銀座の「寿司 なら本」です。
19:00の待ち合わせの10分前に待ち合わせ場所に着いて、
待っていると、先生の事務所から電話が・・・。
「申し訳ありませんが、Aは、前の仕事が長引き、今、事務所に移動中です。
大体、19時15分くらいになるかもしれません。」
「まったく、問題ありませんので、ご心配なくとお伝えください」
こんなやり取りをして、待っていました。
するとまた携帯が鳴りました。
「Aの方が、まだ遅くなりそうで、Aからの伝言で、先に店に入っていて欲しいとのことです。
Aは、お店の場所はわかっているとのことですので。」
「わかりました。移動してお店の前でお待ちしていますので。」
そんなわけで、奈良本大将に、遅れる事を伝えてから、お店の前に移動したのでした。
メイン通りからは外れていますが、
なら本 は、銀座のど真ん中です。
今日は結構底冷えがしていましたが、
そんな中、コート無しで(僕のトレードマーク?)
銀座のど真ん中に40分以上立っているのですから、
結構目立ちます。
知り合いの多くの方に挨拶されたり、
電話がかかってきて目撃したと伝えられたり・・・。
40分位経過した時に、なら本 の横の花屋の社長さんが、近寄ってきて
「若山社長、待ち合わせですか?」と声を掛けてくれました。
「ええ。今日は偉い弁護士の先生なのです・・。」
「寒いのにねえ・・。お店とかに入られたらいかがなのですか?」
「ありがとうございます。でも、お待ちするのが当たり前ですから。」
「社長はいつも気遣いが凄いのですねえ。」
「えっ?解るわけ?」
「そりゃ、いつもお客様に対する社長の姿勢を拝見していればわかりますよ。
私なんか、客商売で、何千人って見ているわけですからねえ。」・・・・
寒空で、さすがの僕も、体が震えてきていたのですが、
なぜか心が温まりました。
そのうち、A先生が来られ、
「あれ?お店じゃなかったのですか?ごめんなさいね。寒かったでしょう・・。」と。
僕は、凍えた体の状態は一切おくびに出さずに
「いえいえ、全く問題ないです。
それより、お仕事の方は、大丈夫なのですか?・・・」
今日は、完全に、僕のペースになるかも・・・なんて、思えたのは、その瞬間だけでした。
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