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「終点ですよ!」女性の声で、
はっ!と、我に返った・・というか目が覚めた。
夕方の東武伊勢崎線浅草駅、電車内でのことである。
終点浅草の手前の駅、北千住に停まったのはわかっていたので、
北千住から浅草の駅までの間で、
ふと熟睡してしまったのだった。
「ありがとう!」と無意識に言って、
背広を着て、読みかけの本を鞄にしまい、
慌てて出口を目指したのだった。
「ドアが閉まって、車庫に行っちゃったら、
恥ずかしいよなあ・・」なんて、瞬間的に思いながら・・・。
でも、この思いは、寝ぼけ現象から生じたものだ。
だって、東武伊勢崎線の浅草駅には車庫が無く、
大抵は、清掃後、折り返し運転になるのだ。
それにしても、男性が熟睡していて、
ほとんどの乗客が降り、
一番最後の女性に
おそらく声を掛けられたわけで、
この光景の一部始終を
ホームから見ていた多くのヒトがおそらくいたと思うと、
かなり恥ずかしい・・・。
「あっ!老いない食べかた の若山さんだ・・」
なんていう状況には無いから、まだ良いが。
東武伊勢崎線に乗っていた理由は、
今日は桐生市での講演会だったからである。
今日も多くの方にお越しいただき、
昨日の失敗とは相反し、
かなりのことをお伝え出来た!という安心感から、
ついつい熟睡してしまった・・・
と自分には言い聞かせている。
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