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まだ30代のころ、良く十二指腸潰瘍や胃潰瘍に悩まされたものだ。
その痛さといったら、まさしく七転八倒の苦しみであった。
精神的なストレスが、それらの原因という。
40代になってからは、十二指腸潰瘍や胃潰瘍は発症していない
・・・ということは・・・
ストレスが少なくなってきているのか、
それとも神経が図太くなってきたのか・・・。
さて、東京都臨床医学総合研究所の秦勝志研究員と
反町洋之参事研究員らのグループが、
タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)のカルパイン8と9が
一体となって胃粘膜防御に関わることを明確にした。
研究は、カルパイン8と9を作り出す遺伝子を欠損させたマウスを、
普通に飼育する限り正常で顕著な胃病変は認められないが、
ウイスキー程度のアルコール溶液を投与した時に、
通常のマウスに比べて遺伝子欠損マウスは
胃粘膜に損傷を起こしやすいことを見出したことから始まる。
遺伝子欠損マウスの表層粘液細胞の粘液産生能は
通常のマウスと変わらなかったことから、
カルパイン8と9が粘液バリヤー形成ではなく、
損傷した粘膜の修復などの機能に重要な役割を
果たすことが示唆されたのだ。
この研究成果は、7月29日(米国西部時間)発行の
米国科学雑誌「PLoS Genetics(プロス・ジェネティクス)」
オンライン版で発表された。
さらに研究が進めば、多くの人々が、
苦しみから、痛みから救われることになるだろう。
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