ノロウイルス
カテゴリー: 博士のオリジナル用語集, な行, 博士の健康用語集 | 2010.7.11 | コメント (0)
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ノロウイルス
■ 定義
食べ物の中毒や感染症、胃腸炎の原因となるウイルスの一種。
かつては、小型球形ウイルス(SRSV)と呼ばれていたもの。
生ガキや二枚貝を食べて感染することが多く、
感染者の腸内でふえて便や嘔吐物から経口感染し、
人から人へ広がっていく。
潜伏期間は1~2日で、嘔吐、下痢のほか、
腹痛、頭痛、発熱、悪寒、筋肉痛、咽頭痛などの症状が出る。
乳児から成人まで、幅広く感染する。
一般的な成人は感染しても軽くすむが、
免疫力の低下した高齢者や乳児が感染すると、死に至ることもある。
保育園や小学校、病院や老人ホームなどで
集団発生がみられることがあり、注意が必要。
冬に感染することが多いといわれるが、
近年では発生が少ないされる5月から10月にかけても感染することがあり、
年間を通して発生することから、
ノロウイルスは冬場の感染症に限定されなくなってきている。
■ 症状
突発的な激しい嘔吐や下痢に見舞われる。
症状には個人差があり、普通の風邪かと思うようなごく軽症ですむ人もいる。
子どもは嘔吐、成人では下痢が多い傾向がある。
嘔吐・下痢は1日に数回から10回以上続く場合もある。
37~38℃ほどの発熱で、一般的に高い熱になることはない。
吐き気や嘔吐、下痢、腹部の痛みなどの症状は3日前後でなくなるが、
ウイルス自体は1週間から長ければ1ヶ月も体内に残ることがあり、
やがて便から排出される。
■ 原因
感染ルートには、一次感染(経口感染)と二次感染(飛まつ感染)がある。
【一次感染(経口感染)】
ウイルスに汚染された食品を食べることによって感染する。
【伝染性胃腸炎(二次感染)】
ノロウイルスにかかっている人の嘔吐(おうと)物や、便などが手指に触れて感染する。
■ 予防と治療
カキや貝類を食べる場合は、十分に加熱調理したものを食べる。
十分にとは、85℃以上の温度で1分以上加熱することである。
発症の疑いのある人は、調理前の食品に触れたり、調理しない。
手や調理器具をしっかり洗う。また、生野菜なども流水でしっかり洗う。
ノロウイルスに対する薬は、
現在なく、吐き気などの症状を緩和する薬が処方されたり、
脱水症状を防ぐための点滴が行われる程度。
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