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ソラマメ
■ 産地と属性
マメ科の一年草、または越年草。
漢字では、さやが空に向かってつくことから
「空豆」と書くことが多いが、
蚕(カイコ)が作るまゆの形に似ているため、「蚕豆」と書くことも。
花期は春で、直径3㎝ほどの紫色の花を咲かせる。
実を結ぶのは初夏で、旬は6月ごろ。
長さ10㎝ほどのサヤの中には、3、4個の種(マメ)が含まれる。
原産地は中央アジアから地中海沿岸、アフリカ北部。
エジプトでは、約4000年前から栽培されている。
日本には10世紀ごろ伝わったとされ、
おもな産地は鹿児島県、千葉県、茨城県、宮城県。
現在は、7割が中国で生産されている。
食べ方は塩ゆでや、さやごと焼いて中のマメを食べる。
煮物、炒め物、スープなどにも使われる。
■ 栄養成分の働き
ビタミンB群が豊富に含まれる。
ビタミンB₁は乳酸などの疲労物質を体から排出し、
疲労をやわらげる。
B₂は、動脈硬化の予防や、血管の若さを保つのに役立つほか、
レシチンとともに血中のコレステロールの酸化を防ぐ。
カリウムは、体内の余分な水分を排出する作用によって
血圧を下げて高血圧を予防するほか、
食物繊維との相乗効果で腎炎によるむくみを解消する。
漢方的では、むくみには3年以上乾燥させたものを
煎じて飲むとよいといわれている。
■ 栄養成分
ビタミンB1・B2、カリウム、レシチン、食物繊維など。
■ 注意点
おいしい時期が短いので、早めに食べる。
乾燥に弱いので、使うまではさやの中に入れたまま保存する。
しなびないよう、調理するときは、加熱しすぎない。
■ ポイント
さやの色が濃く、つやがあるものを選ぶとよい。
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